やらなきゃいけないのはわかっているのにどうしてもやる気が出ない。そんな時ってありますよね。
作業がつまらなかったり多すぎたり、とやらないといけない作業自体が問題の場合もあれば、疲れていたり体調が悪かったりと自分自身に問題があることもあります。
原因はなんであれ、対処法は2つかと思います。1つは「無理にやる気を出さない」。やりたくない時は誰にだってあります。もしその作業を今すぐやる必要がなくてちょっとだけ遅らせることができるなら「やらない」ことです。
そんな心持ちでやっても良い仕事はできません。間違ったり普段よりも出来が悪かったりしてやり直しになってしまうこともあります。だからこそ、罪悪感抜きに思い切って休む。そして自分が好きなことをしたり体を休めたりして、心と体を癒してあげましょう。
ですがやる気が出ない時でもとにかくやらないといけない時があります。さあ、そんな時はどうすればいいでしょうか?
やる気が出ない時、自分が「やるべき」と思っている作業が本当に必要かどうか、自分がやらないといけないのかどうか、を考えることも大切ですが、とにかく目の前のことをこなさないといけない時もあります。そんな時はどうやったら少しでも楽しくやることができるか、を考えてみましょう。
そこで役立つのがこの4ステップです。
①リフレッシュ
ちょっとの時間、体を動かしましょう。運動は脳内にドーパミンやセラトニンという幸せのホルモンを放出しますから心がポジティブになります。ポジティブになったところで行動に移ります。私はこんな時30分ほどウオーキングをします。
②やるべき作業を細かく書き出して明確化する
物事が大きく見える時私たちは「大変だなあ」と思ってやる気を失いがちです。やらないといけないことを細分化して書き出します。
③それぞれの作業をいつやるか書き出す
細分化した作業を終えるのにどのくらいの時間が必要か、いつやるかを書き出します。そうして1つ1つ小さい作業をこなしていく度に達成感を感じることで、やり抜く自分を作ります。
④やり終えたら何をするか書き出す
やる気が出ない時でもやるってすごいことです。だからこそぜひとも作業終了時には自分を笑顔にすることをしましょう。それを目指して心をポジティブにして最初のステップを踏み出しましょう。
応援しています。
▼教えてくれたのはボーク重子さん
ICF会員ライフコーチ。福島県出身、米・ワシントン DC 在住。30歳の誕生日前に渡英、ロンドンにある美術系大学院サザビーズ・ インスティテュート・オブ・アートに入学。現代美術史の修士号を取得後、フランス語の勉強のために訪れた南仏の語学学校で、アメリカ人である現在の夫と出会う。1998年渡米、出産。子育てと並行して自身のキャリアも積み上げ、2004年、念願のアジア現代アートギャラリーをオープン。 2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に 「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。また、一人娘スカイさんは2017年「全米最優秀女子高生」コンテストで優勝。多くのメディアに取りあげられた。現在は全米・日本各地で、子育て・キャリア構築・ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開中。著書に『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)などがある。
著書:パッションの見つけ方
子どもの非認知能力を効果的に育む鍵はパッション。ママのパッションが更にお子さんの非認知能力を高めます。(小学館)
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