習い事はスキルの習得よりも、子どもの非認知能力(人間力)を高めるためにあると思っています。人はどうやって非認知能力という人生の幸せと成功に欠かせない能力を育んでいくのでしょうか?それは行動を通してです。そして習い事はお子さんに素晴らしい行動の機会を与えてくれます。行動すれば必ず失敗があり、それを乗り越えるための柔軟性と立ち直る回復力が発揮され、助け合うことで共感力と社会性が身につき、最後まで(目標まで)やり遂げて達成感を感じる。そういった一連の行動の繰り返しで大人も子どもも非認知能力 を伸ばしていきます。
習い事はスキルの習得よりも、子どもの非認知能力(人間力)を高めるためにあると思っています。人はどうやって非認知能力という人生の幸せと成功に欠かせない能力を育んでいくのでしょうか?それは行動を通してです。そして習い事はお子さんに素晴らしい行動の機会を与えてくれます。行動すれば必ず失敗があり、それを乗り越えるための柔軟性と立ち直る回復力が発揮され、助け合うことで共感力と社会性が身につき、最後まで(目標まで)やり遂げて達成感を感じる。そういった一連の行動の繰り返しで大人も子どもも非認知能力 を伸ばしていきます。
それを無理に続けさせることはお子さんの自己肯定感を下げる結果にしかなりません。「やりたくない自分はダメな子だ」「自分が一番できない」。そんなお子さんからは自然と笑顔も自信も消えていきます。それでは本末転倒。
自己肯定感は非認知能力の要です。だからお子さんが「辞めたい」と言った時に親は真剣に耳を傾ける必要があります。「どうして辞めたいのか」とまずは理由を聞く。そして決して批判せずに対話し、お互い納得して辞めるかどうかを決めましょう。「辞めたいからと辞めさせていたら何をやっても続かない子になってしまう」という懸念もあるかと思いますが、実は自己肯定感を高め非認知能力を育む「辞めさせ方」があるのです。
それは親子で「辞める」と決めた日までは何があっても続けさせるということ。
「行きたくない」「面倒」などお子さんがどんな言い訳を口にしても行かせる。そうすると辞める日が来たら「頑張ってやり抜いた」という達成感を感じて辞めることができます。
我が家の娘も本当に好きなことが見つかるまでお稽古を15個以上経験しましたが、毎回「ここまではやり遂げる」時期を決め、そこを納得してからお稽古を始めました。ですから途中で「嫌い」「むかない」「つまらない」と思ったことは正直に話してくれましたし、どんなに辞めたくても「辞める日」が来るまではきちんと通っていました。
また、辞めた後のケアも大切です。お稽古は行動の機会。ですから好きを見つけるためにも次に試してみたいことを親子で一緒に探してみるのはいかがでしょうか?
▼教えてくれたのはボーク重子さん
ライフコーチ。福島県出身、米・ワシントン DC 在住。30歳の誕生日前に渡英、ロンドンにある美術系大学院サザビーズ・ インスティテュート・オブ・アートに入学。現代美術史の修士号を取得後、フランス語の勉強のために訪れた南仏の語学学校で、アメリカ人である現在の夫と出会う。1998年渡米、出産。子育てと並行して自身のキャリアも積み上げ、2004年、念願のアジア現代アートギャラリーをオープン。 2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に 「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。また、一人娘スカイさんは2017年「全米最優秀女子高生」コンテストで優勝。多くのメディアに取りあげられた。現在は全米・日本各地で、子育て・キャリア構築・ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開中。著書に『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)などがある。
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